シックハウス測定やビル管理法の管理基準など、国の定めるガイドラインに従い、アクティブ法とパッシブ法の 2 つの方法で空気環境測定を行っています。

• ・ アルデヒド類…ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド
• ・ 揮発性有機化合物…トルエン、キシレン、エチルベンゼン、 スチレン、パラジクロロベンゼン など

空気サンプルを吸引して採取し、分析する方法です。この方法では、アルデヒド類や揮発性有機化合物（VOC）などの化学物質を捕捉・分析するために、ポンプや吸引装置を使用します。

・ 高感度…少量の物質も検出可能。
・ 即時性…採取後、短時間で分析・結果を得ることができる。
・ 定量的分析…化学物質の正確な濃度を測定できる。

室内の通風・換気 30 分
戸、窓、扉を閉め切り、室内空気環境維持する 5 時間
測定 30 分
後日測定結果と分析の報告書を提出

自然拡散によって空気中の化学物質をサンプル採取装置に吸着させる方法です。ファンやポンプは使用せず、8 時間以上かけて化学物質を集めます。

・ 低コスト…特別な測定機器を必要としない
・ 運用性…採取装置の設置が容易で、複数の居室での同時測定ができる
・ 平均的濃度の測定…昼夜の平均的な化学物質濃度を測定できる。

室内の通風・換気 30 分
戸、窓、扉を閉め切り、室内空気環境維持する 5 時間
測定 8 時間以上
測定完了 24 時間後
後日測定結果と分析の報告書を提出